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- 水やりの手間を省きたい
- 芝生の仕上がりをワンランク上げたい
- どんなスプリンクラーを選べばいいか分からない
そんな人におすすめなのが、スプリンクラー「アクアズーム」です。
スプリンクラーを購入される人の大半は、水やりの手間を省きたいと考えているはず。
しかし、庭の条件に合ったスプリンクラーを導入しなければ、期待していたような効果は得られません。
私は以前、別のスプリンクラーを購入しましたが、使いにくさを理由に使わなくなった経験があります。
この記事では、
- アクアズームとは何か
- なぜアクアズームがおすすめか
など、私が実際にAquaZoomを使用した感じた8つのメリットを丁寧に解説していきます。
私は2022年6月にAquaZoomMを購入しました。
アクアズームを使うことで、40分かけていた水やりが、片付けを含めても10分未満で水やりが済むようになりました。
同じように朝の水やりはアクアズームに任せて、空いた時間で仕事の支度や朝活など他の時間に充てたいという人は、参考にしてみてください。

忙しい朝ですが、時間に余裕を持つことができるようになりました。
アクアズーム(AquaZoom)とは

アクアズームは、ドイツ発のガーデニングブランド、「ガルデナ」が販売するスプリンクラーです。
最大の特徴は、散水範囲を調節できる機能が備わっていることです。誰でもカンタンに前後左右の散水幅を自由に設定できます。
サイズ展開も豊富でS、M、Lの3サイズが用意されています。
AquaZoom S | AquaZoom M | AquaZoom L | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
散水面積 | 9㎡ ~ 150㎡ *水圧によって異なる | 9㎡ ~ 250㎡ *水圧によって異なる | 28㎡ ~ 350㎡ *水圧によって異なる |
散水距離 | 3m ~ 15m | 3m ~ 18m | 7m ~ 21m |
散水幅 | 3m ~ 10m | 3m ~ 14m | 4m ~ 17m |
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 46 x 25 x 7.6 cm | 54.9 x 21.3 x 8.4 cm | 58 x 21.3 x 8.4 cm |
穴の数 | 12個 | 16個 | 18個 |
また、首振り式のスプリンクラーなので、水を高く舞い上げながら広い範囲を均一に散水できるのも魅力です。
スプリンクラーには、いくつかの種類があり、以下の3つに分けられます。
種類 | 散水形状 | メリット | デメリット |
![]() パルス式 | 扇状~円形 | ・安価 ・風の影響を受けにくい | ・四隅にはまけない ・音がうるさい |
![]() 回転式 | 円形 | ・安価 ・静音 | ・四隅にはまけない ・風の影響を受けやすい |
![]() 首振り式 | 正方形~長方形 | ・四隅にまで水がまける ・静音 | ・高価 ・風の影響を受けやすい |

アクアズームがおすすめな8つの理由
アクアズームがおすすめの理由は、大きく8つあります。
- 朝の忙しい時間に水やりを済ませられるから
- 散水可能範囲が広いから
- 散水範囲を自由に設定できるから
- シャワーノズルと同等の水量で水やりができるから
- ゆっくり水を土壌に浸み込ませられるから
- 均一に水をまいてくれるから
- 機能性だけでなくデザイン性も優れているから
- 子ども達の水遊びに最適
それぞれ詳しく紹介します。
アクアズームを選ぶ8つのメリット
①朝の支度をしている間に散水が完了する
アクアズームは、忙しい朝の時間に水やりを済ませたい人に打ってつけのスプリンクラーです。

スプリンクラーってどれも一緒じゃないの?
って思ったあなたにお伝えしたい。
忙しい朝にこそアクアズームが最適解だということを!
アクアズームは、散水可能範囲が広く、縦横ともに独立した調節バーによって、どんなお庭にもマッチしてくれるスプリンクラーです。
ホームセンターでよく見かけるスプリンクラーのほとんどは、円形にしか水をまけないので、長方形のお庭の場合、2個以上準備するか、時間ごとにスプリンクラーを移動させなければいけません。
忙しい朝に、2本のホースを引っ張り出したり、時間ごとに移動させたりしていたら、せっかくの時短効果が薄れてしまいます。
アクアズームであれば、たった1台で、庭全体にまんべんなく水やりができるので、忙しい朝にこそ持ってこいのスプリンクラーです。
詳しい機能については、次の項から紹介します。
①散水可能範囲が広いから

水やりの手間を省こうとスプリンクラーを買ってみたけど、1個では足りなかった。
とはいえ、2個目のスプリンクラーを買うにしても蛇口がひとつしかない。
結局、数回に分けてスプリンクラーの位置を移動させるハメになってしまった。
上記のようなスプリンクラーを買って後悔する声も多く聞かれます。
スプリンクラー選びで後悔する原因は、自宅の庭とスプリンクラーのスペックがつり合っていないから。
アクアズームはS、M、Lの3サイズ展開しており、どんな広さの庭にもマッチしてくれるスプリンクラーです。
アクアズームのサイズと散水範囲は下記の表をご覧ください。
S | M | L | |
最大散水範囲 | 150㎡ | 250㎡ | 350㎡ |
最小散水範囲 | 9㎡ | 9㎡ | 28㎡ |
シャワー穴の数 | 12個 | 16個 | 18個 |
アクアズームは、一番小さいSサイズでも最大可能範囲は150㎡なので、一般的な家庭の庭で使用するには十分な機能です。
1台あれば、庭全体に水やりができるため、いちいち移動させる必要がありません。
また、散水幅も縦横ともに自由に変えられるので、どんなお庭にもマッチしてくれます。詳しい設定方法は2つ目のメリット「②調節バーで散水範囲を自由に設定できるから」で解説します。
スプリンクラーは買う前に、ご自身のお庭の広さとスプリンクラーの性能を照らし合わせて選ぶことが大切です。

より効率良く芝生の水やりを済ませたいという人には、散水タイマーも併せて使うことをおすすめします。
時間を設定すれば、自動で水を止めてくれるので、蛇口の絞め忘れ防止や、散水時間を気にせず、他のことに集中できます。
なかでも、おすすめは「タカギ かんたん散水タイマー」です。
「散水時刻」、「散水時間」、「散水間隔(○日に1回など)」細かい設定が可能で、まさに芝生の水やりを自動化できます。
タカギかんたん散水タイマーがあれば、旅行で水やりができない場合でも安心です。
②調節バーで散水範囲を自由に設定できるから

アクアズームは、散水幅を調節するためのバーがついています。
しかも、縦横それぞれ調節できるので、正方形から長方形まで幅広い形の庭に最適な範囲で水やりができます。
一般的なスプリンクラーといえば、蛇口から出る水量で、散水幅を調節するものが多いので、細かい調整ができなかったり、水量をMAXで出せなかったりで、思ったような水やりができない場合があります。
とくに、パルス式や回転式の場合、スプリンクラーを中心とした円状、もしくは扇状にしか散水できないため、長方形の庭には適していません。
また、調整バーのついていない首振り式のスプリンクラーも蛇口から出る水量によって縦横の散水範囲が比例して変化するので、使い勝手が良いとはいえません。
一方、アクアズームなら散水幅の調節が可能です。散水幅の縦横を調整するためのレバーが備わっているので、ムダのない理想の幅に調節できます。
【アクアズーム】サイズ別の散水範囲は以下のとおりです。
S | M | L | |
散水距離(縦) | 3m~15m | 3m~18m | 7m~21m |
散水幅(横) | 3m~10m | 3m~14m | 4m~17m |
アクアズームの散水範囲の設定方法
🔳散水距離を調節する場合
- レバーを広げる:散水距離が長くなる
- レバーを閉じる:散水距離が短くなる
🔳散水幅を調節する場合
- レバーを広げる:散水幅が広がる
- レバーを閉じる:散水幅が狭くなる
③シャワーノズルと同等の水量で水やりができるから

流水計を使用したアクアズームMの水量は1分間あたり16.9ℓでした。
この数値は、標準のシャワーノズルと同等の水量です。※検証では「タカギ Nozul5」を使用しています。
つまり、スプリンクラーだからといって、いつも以上に長めに水やりを行う必要はありません。
今まで通りの時間を、アクアズームに任せるだけで水やりを済ませられます。
■シャワーノズルの流水量、調べました。

タカギの園芸ノズルと標準ノズルとの水量の差も調べています。Instagramでショート動画も投稿しているので、気になる人はフォローしてみてください。
日々の芝生管理や道具の魅力を発信しています
④ゆっくり水を土壌に浸み込ませられるから

土壌に水が浸み込むまでには、時間がかかります。浸透しきれなかった水は表面排水として、地面の高いところから低いところへ流れてしまいます。
アクアズームから出る水は、雨のような細かい粒状になっており、常に散水箇所が前後に移動しているので、局所に水が溜まることがありません。
なので、土壌にしっかりと水が浸透してくれるため、表面排水によるロスが全く出ないことも魅力のひとつです。
芝生の仕上がりを高めるためには、土壌に十分な水分を保つことが重要です。水分が地中深く浸透することで、芝生の根が深く張り、より健康な芝生に育ちます。
水やりをアクアズームに変えるだけでも、理想の芝生の仕上がりに一歩近づけます。
⑤均一に水をまいてくれるから
いくら広範囲に水をまけても水量にムラがあれば、なかなか任せられないですよね。
安心してください。散水距離によって水量に差が出るか調査しました。
■実験方法
- アクアズームから距離の異なる位置にコップを3つ配置
- コップの位置は以下のとおり
- ①:近位
②:水やり範囲の最終域
③:①と②の中間 - 水やり時間30分
- 水やり後のそれぞれのコップに入った水量を比較
その結果、ほとんど差は見られず、均一に水をまけていました。
アクアズームを使えば、広い範囲でも均一に水をまくことができるので、広い庭の人こそ手に取ってほしいアイテムです。
- 芝生の水やりはどのくらいやればいいの?
- 芝生の水やりは、10ℓ/㎡が理想です。
つまり、芝生の面積が100㎡だとすると1000ℓ、水をまく必要があります。
この量の水を手作業でまくためには、40~50分以上の時間がかかります。
散水量実験結果

さらに芝生の仕上がりをワンランク上に上げたい人は、以下の水やり方法がおすすめです。
- アクアズームを使って全体的に水をまく
- 他に気になる場所があれば、手作業での水やりで補完する。

とくに隣家との境界部分はトラブルを避けるためにも手散水がオススメです。
■スプリンクラー×水流計=最強タッグ

「スプリンクラーだと水をどれくらいまけたか不安になる」そんな人は、流水計の購入を検討してみてください。流水計を使えば、どれだけ水をまけたか一目で確認できます。
中でもおすすめは「ガルデナの流水計」です。邪魔にならないコンパクトサイズに加え、アクアズームと同ブランドなので、統一感が出ます。道具の見た目にもこだわる人はコレ一択です。
⑥機能性だけでなくデザイン性も優れているから
欧州発のガーデニングブランドなだけあって、機能面だけでなく、デザイン面においても洗練されています。
ホームセンターでよく見かける日本製のスプリンクラーは、低価格で高性能とコストパフォーマンスに優れていますが、デザインは正直イマイチです。
それに対して、アクアズームは機能性・デザイン性の両方において満足のできるスプリンクラーです。
私がアクアズームを購入した決め手は、「ブラック×オレンジのデザインに一目惚れしてしまったから」といっても過言ではありません。
芝生管理において、愛着のある道具を使うことも楽しみ方のひとつだと思います。
ちなみに、AquaZoom Mを購入しました。

我が家の芝生は約100㎡(縦8m×横13m程度)あります。
Mサイズを選んだ理由は、以下の2つ。
- Lだとさすがに大きすぎる気がしたから
- SとMの最小散水範囲は同じ。それなら、穴の数の多い方が散水時間を短縮できそうと思ったから

実際にMサイズを使用してみて不自由なく使用できており満足しています。

⑧子ども達の水遊びに最適

庭でプールをして遊ぶ際、さらに楽しむためのアイテムとしても大活躍します。
プールを出したときのオプションとしても子どもたちは大興奮してくれますが、アクアズーム単体でも十分に水遊びを楽しめます。
ただし、真夏の日中に水やりをすると芝生が傷む可能性が高いので要注意です。
アクアズームを使用するうえの注意点
アクアズームは首振り式スプリンクラーであるため、高く舞い上がった水が風の影響を受けやすい特徴があります。
とはいえ、風の影響を受けやすいのはアクアズームに限ったことではなく、首振り式スプリンクラー全般にいえることです。
ちなみに、私は今までアクアズームを使用してきましたが、風を理由に使うことを諦めたことはありません。
アクアズームの購入方法
アクアズームは、ホームセンターなどの実店舗では扱っているところは多くありません。購入するには、Amazonや楽天市場などのECサイトを利用する必要があります。

まとめ:アクアズームで忙しい朝も好きなことに使おう
芝生の水やりの手間を省きたい人もしくは、スプリンクラー選びで失敗したくない人にはアクアズームがおすすめです。
その理由は、以下の8つです。
アクアズームのメリット7つ
①散水可能範囲が広いから
②調節バーで散水範囲を自由に設定できるから
③シャワーノズルと同等の水量で水やりができるから
④ゆっくりと水が土壌に染み込むできるから
⑤均一に水をまいてくれるから
⑥機能性だけでなくデザイン性も優れているから
⑦忙しい朝の時間を有効活用できる
⑧子供たちの水遊びに最適
朝の水やりはアクアズームに任せて、朝の貴重な時間を好きなことに使いたい人は、ぜひアクアズームを使ってみてください。