
- 朝忙しくて芝生の水やりを忘れてしまう
- 夕方も仕事で疲れて早く休みたい
- 休みの日もほかの時間に充てたい
なかなか時間を作れない方にオススメなのがスプリンクラーを導入することです。中でも「ガルデナ AquaZoomシリーズ」が芝生用スプリンクラーとして人気があります。
私も2022年6月にAquaZoomMを購入しました。
購入前は手散水で1回あたり40分以上時間をかけて水やりを行っていましたが、購入してからは、片付けを含めても10分未満で水やりが済むようになりました。

忙しい朝ですが、時間に余裕を持つことができるようになりました。
この記事では、AquaZoomの機能と、私が実際に1年間AquaZoomを使用した感想を丁寧に解説していきます。「前からAquaZoomが気になっているけど、我が家の庭にあるか心配」という方には参考になるかと思います。
1台で広範囲に水やりができるスプリンクラー

AquaZoomはたった1台で広範囲に水やりを行うことができる機能性に優れたスプリンクラーです。主な特徴は以下の3つです。
- 一台で広範囲に水やり可能
- 縦横それぞれ範囲を調節可能
- 散水距離による撒きムラがない
水やり範囲が段違い
AquaZoomは散水範囲が広いのが特徴です。9㎡~350㎡まで対応可能のため、一般的な家庭の庭であれば、1台で水やりを済ませることができます。
スプリンクラーを複数用意する必要がないので、作業時間も短縮できたり、保管場所も嵩張らずに済みます。
散水範囲はS~Lの3サイズあります。下記の表を参考にしてください。
AquaZoom S | AquaZoom M | AquaZoom L | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
散水面積 | 9㎡ ~ 最大150㎡ *水圧によって異なる | 9㎡ ~ 最大250㎡ *水圧によって異なる | 28㎡ ~ 最大350㎡ *水圧によって異なる |
散水距離 | 3m ~ 最大15m | 3m ~ 最大18m | 7m ~ 最大21m |
散水幅 | 3m ~ 最大10m | 3m ~ 最大14m | 4m ~ 最大17m |
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 46 x 25 x 7.6 cm | 54.9 x 21.3 x 8.4 cm | 58 x 21.3 x 8.4 cm |
穴の数 | 12個 | 16個 | 18個 |
ガルデナAquaZoomシリーズは縦横の散水幅を調整可能。

AquaZoomの最大の魅力は前後左右独立した調整が可能であることです。一般的なスプリンクラーは水圧で散水範囲を調節しますが、AquaZoomの場合は調節バーを使用します。
縦横それぞれ任意の範囲を指定することができるので、水量を絞ることなく最大水量で散水することが可能です。
ちなみに、私はAquaZoom Mを購入しました。

我が家の芝生は約100㎡(縦8m×横13m程度)あります。
Mサイズを選んだ理由は、
- Lだと風の強い日に、お隣さんの敷地まで水が飛んでいかないか心配だったこと
- SとMは最小散水範囲が同じ。穴の数の多い方が散水時間を短縮できるのではないかと思った
からです。
実際にMサイズを使用してみて不自由なく使用できており満足しています。

調整バーは前後幅3割、左右幅7割くらいで使用しています。
散水距離によるムラがほぼない


AquaZoom Mのメリット 6選
この商品のメリットは下記の6つ
- 朝の支度をしている間に散水が完了する
- 十分な水量を保ちながら散水が可能
- 調節バーで水やり範囲が指定できる
- あらゆる環境に合わせた配置ができる
- しっかりと地中に水を浸透させることができる
- 子どもたちも大喜び
今から解説していきます。
朝の支度をしている間に散水が完了する
水やりをするベストな時間帯は朝です。しかし、出勤前の忙しい時間に水やりができない人も多いのではないでしょうか?そんなときこそスプリンクラーの出番です。
朝起きてスプリンクラーをセットすれば、出勤するまでに水やりを済ませることができます。また、休日もスプリンクラーを活用することで空いた時間を家の掃除や趣味の時間など自分の好きなことに使えます。
AquaZoomは常に最大水量で水やりが可能なので、出勤前の30分でも十分に水やりを行うことが可能です。まさに、忙しい朝に水やりを済ませたい方にオススメの商品です。
十分な水量を保ちながら散水が可能

検証結果はほぼシャワーノズルと同等の水量をキープ。水量を落とさずに広範囲に散水できるから稼働時間も短くて済みます。
ちなみに、ホース内径15㎜のみの水量は24ℓ/min(ホースなしの64%相当)。

ストレートよりシャワーの方が水量が多いことには驚きました。
調節バーで範囲が指定できる/止水栓もついているから濡れる心配もない
一般的なスプリンクラーは蛇口から出る水量で散水範囲を調節するタイプが多いですが、
AquaZoomは調節バーで範囲を設定できます。
これがAquaZoom最大のメリットで、わざわざ水量を絞る必要がないので最大水量で水やりが可能です。つまり、スプリンクラーの稼働時間そのものを短縮する効果があります。
また、調節する際は止水栓もついているので濡れる心配もありません。
さまざまな環境に合わせた配置ができる
首振り型は木の枝や軒天があると効果的な水やりができないというデメリットがあります。
しかし、このアクアズームは調節バーが前後左右すべて独立したタイプなので片方は直線上に、もう片方は扇状に設定することも可能。配置を自由に変えることができるので木の枝や軒天を回避することができます。
しっかりと地中に浸透させることができる
初心者のやりがちな水やりのミスとして水の勢いが強いことが挙げられます。
土壌に水分が浸透するには時間がかかります。浸透しきれなかった水分は表面排水として流れてしまいます。水の勢いを弱めじっくりと時間をかけてあげることで、水分を土壌内に浸透させることができます。
アクアズームから放水される水はまるで雨が降ったいるような小さな粒上をしています。
そのため、表面排水として流れる量も少なく、ゆっくり時間をかけて浸透させることができます。
子どもたちも大喜び

庭でプールをして遊ぶ際、さらに楽しむためのアイテムとしても大活躍します。
プールを出したときのオプションとしても子どもたちは大興奮してくれますが、AquaZoom単品でも十分に水遊びを楽しむことができます。
真夏の日中に水やりをすると芝生が傷む可能性が高いので要注意です。
デメリットは風の影響を受けやすい
アクアズーム唯一の弱点として風の影響を受けやすいことが挙げられます。
これはアクアズームに限ったことではなく、首振り型ゆえの特徴です。
水を2階建て並みの高さまで放出しながら水やりを行うため、風が強いと風下に水が吹き飛ばされてしまいます。
しかし、散水が必要になるような天気で、風だけが強く吹くことは極めて稀です。
風が理由で水やりを諦めたことはほとんどありません。
まとめ|効率よく半自動的に水やりがしたい方にオススメ
この記事のまとめ
・ガルデナ AquaZoomは長方形の庭に最適なスプリンクラー
・前後左右、独立した調節バーが非常に便利で置く場所を選ばない
・水量を絞らずに散水できるので効率的
ガルデナ AquaZoom Mを購入してみて、水やりに使う時間が非常に短くなりました。
我が家の庭は横長の100㎡あるので、シャワーノズルで手散水するとなると30以上時間がかかってしまいます。
それが、ホースにつなげて蛇口を捻るだけ。たったの3分で水やりを済ませることができます。
散水幅の調整も定位置さえ決めてしまえば誤差を修正する程度で済むのでほとんど時間はかかりません。
間違いなく2022年のベストバイアイテムになりました。
