【徹底比較】あなたの芝庭に合った手動芝刈り機はどっち?

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【徹底比較】あなたの芝庭に合った手動芝刈り機はどっち?

きれいな庭芝を維持するためには、適切な芝刈りが必要です。選ぶべき芝刈り機にはコンパクトで使いやすいタイプと、広い刈り幅で作業が効率的なタイプがあります。

今回、その代表例として、コンパクトで扱いやすい「ナイスバーディーモアー」と、ワイドな刈り幅で作業効率の良い「540ノヴォレット」を徹底比較してみました。

この記事では、庭の広さ、作業頻度、ライフスタイルなどの視点から、最適な選択をする際のポイントを解説します。有利、欠点を比較検討し、あなたの庭に最適な芝刈り機を見つけるお手伝いをします。どちらのタイプがあなたの庭にマッチするか、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の要約

ナイスバーディモアーと540ノヴォレットのメリット

ナイスバーディーモアー
540ノヴォレット
  • 軽量コンパクト
  • 取り扱い店が多い
  • 自動調節機能付き
  • 仕上がりがキレイ
  • スポット刈りがしやすい
  • 刈り幅が広い
  • 集草かごが大きい
  • 作業効率が高い
  • 静音性に優れている
  • 最高刈高が高い

ナイスバーディモアーと540ノヴォレットのデメリット

ナイスバーディモア
540ノヴォレット
  • 作業効率が低い
  • 音がうるさい
  • 最高刈高が低い
  • ラッピングに専用の工具が必要
  • 刈り高調節がしにくい
  • 重たい
  • スポット刈りがしにくい
  • ネットでしか買えない
  • 低刈りができない
  • クリップ痕が出やすい

仕上がり重視、もしくは庭があまり広くない人は「キンボシ ナイスバーディモアー」が吉。一方、作業効率重視、庭が広い人は「ハスクバーナ 540ノヴォレット」がオススメです。

ハスクバーナー
ハスクバーナグループは、スウェーデン発祥の世界的な屋外作業機器です。 農業、林業、造園など幅広い分野において、高品質で耐久性に優れた製品を提供しています。 主に草刈り機、チェーンソーなど製品で知られ、プロフェッショナルから一般のユーザーまで幅広いニーズを満たします。持続可能なソリューションを提供するハスクバーナグループは、屋外作業や庭のケアにおいて信頼のあるパートナーとしての自信を持っています。
キンボシ
キンボシ株式会社(以下:キンボシ)は、日本を代表する園芸用品メーカーです。1949年に創業して以来、キンボシは、高品質な製品と優れたサービスで世界中の顧客から信頼されており、日本国内外で高い評価を得ています。
キンボシの製品は、芝生の手入れに必要なあらゆるツールを提供しています。芝生の手入れは、美しい庭を維持するために欠かせない作業であり、キンボシはその手入れを簡単で効率的に行えるように製品を開発しています。使いやすさ、耐久性、安全性に優れており、プロの園芸家から一般の家庭用途まで対応しています。

徹底比較(ナイスバーディーモアー/540ノヴォレット)

タイトルナイスバーディモアー

ナイスバーディーモアー


540ノヴォレット
刈り幅20cm40cm
集草かご10L45L
最大刈高25mm38mm
最低刈高10mm13mm
刈高設定44
重さ5.7kg9kg
刃研ぎ機能可能専用工具が必要可能工具なし
刃合わせ自動手動
静音性低い高い

刈り幅|Winner:ノヴォレット540

540ノヴォレットの刈り幅は、驚異の40㎝。手動芝刈りの中ではダントツのトップクラスです。

対して、ナイスバーディモアーは、20㎝なので、単純計算しても、一度に刈れる量は2倍の差が出ます。

集草かご|winner:ノヴォレット540

540ノヴォレットの集草かごは45ℓと大きいため、こまめに刈りカスを捨てる必要がありません。

それに対して、ナイスバーディーモアーは、集草かごが小さいため、こまめに刈りカスを捨てる必要があります。

最高刈高|Winner:ノヴォレット540

540ノヴォレットの最高刈高は、38mm。モフモフ感が好きな人や、光合成効率を上げるために刈高を長めに管理したい人は、540ノヴォレットがおすすめ。

ナイスバーディモアの最高刈高は、25mmなので、長めの芝生管理には向きません。

最低刈高|winner:ナイスバーディモア

最低刈高は、ナイスバーディモアー10mm。初春の更新作業に適しているのはナイスバーディーモアーです。

一方、540ノヴォレットの最低刈高は13mmですが、ワイドなボディが仇となり、不陸の強い庭では使いにくさを感じてしまいます。

刈高設定方法|Winner:540ノヴォレット

両者は、刈高の設定方法が若干異なります。

540ノヴォレットは、バネ付きのピンを外側に引っ張りながら、刈り高を設定できて、瞬時に任意の高さに調整できます。

一方、ナイスバーディモアは、ネジ式になっているため、ネジを緩めるのに、煩わしさを感じてしまいました。

刈高調節の頻度は、あまり多くないので、そこまで気にする必要はありませんが、使い勝手は540ノヴォレットの方かよきです。

重さ|Winner:ナイスバーディモア

ナイスバーディモアの重さは、5.7kg。これは、女性でも軽々片手で持てる重さです。

一方、540ノヴォレットの重さは、9kgあり、男性であれば片手で持てますが、女性には、少し厳しい重さになります。

重さは芝刈り中にも大きく影響します。ナイスバーディモアは軽いので片手でスイスイ同じところを刈り込めるので、ピンポイントで長いエリアを綺麗に刈り上げられます。

刃研ぎ機能|Winner:540ノヴォレット

両者ともに刃研ぎ可能です。切れ味が悪くなっても刃研ぎを行うことによって、再び切れ味を改善させられます。

540ノヴォレットは、専用の工具なしで、タイヤのホイールカバーを外し、左右の歯車を入れ替えるだけで、刃研ぎが可能となります。

それに対して、ナイスバーディモアは、刃研ぎ専用のハンドルを購入する必要があります。

ちなみに、大きなホームセンターでは、キンボシが無料で刃研ぎイベントを開催することがあるので、イベントを開催するホームセンターが近い人はナイスバーディモアの方が良いかもしれません。

刃合わせ|winner:ナイスバーディモア

ナイスバーディモアは、特許技術のTKK方式を採用しているので、刃のかみ合わせを自動で行ってくれます。

ノヴォレット540は、レンチを使用して微調整する必要があります。

静音性|Winner:540ノヴォレット

芝刈り時の静音性は540ノヴォレットの方が静かです。

芝刈り時に音が出る原因は、刃と刃が擦れ合う音と、バック時に車輪の歯車が空回りする音です。

540ノヴォレットは、刃の摩擦を最小限に抑えられていることや、バック時に車輪の歯車が空回りする音が出ません。

騒音トラブルに発展するリスクが少なく、早朝や夕方など好きな時間に芝刈りを楽しめます。

一方、ナイスバーディモアは、刃と刃が擦れ合う摩擦音や、バック時に車輪の歯車が空回りする音が、結構大きく、驚きました。

うるさいとまではいきませんが、540ノヴォレットと比較するとその差は歴然です。

それぞれの家庭にあった芝刈り機を選ぼう

仕上がり重視ならナイスバーディモア

重さの項で前述したとおり、ナイスバーディモアは、同じ場所を何度も狩り上げられます。

その結果、リール式芝刈り機の欠点であるクリップ痕を軽減させられます。

もちろん、540ノヴォレットでも同じ場所を刈り上げられますが、クリップ痕をなくすためには、多方向から刈り上げる必要がるため、軽さに軍配のあるナイスバーディモアの方か綺麗に仕上げられます。

作業効率重視なら540ノヴォレット

作業効率は540ノヴォレットに軍配があがります。

広い刈り幅と大容量の集草かごのおかげで、一度に大量の芝生を刈ることができます。

みなさんのお庭に適した芝刈り機を選んでみてください。